サレ妻日記

不倫されていることに気づいた妻の日記。不妊治療中。

ついにブログに手を出してしまった

ブログに書けば、とめどなくなる気がして手を出さずにいたのだけれど、やっぱりどこかに吐き出さなければしんどい。

ので、今後更新するかどうかはわからないけどここに備忘録として記す。

 

苦しい。

彼は今どういうつもりであんなに私に易しくふるまうんだろう。

昨日は結婚記念日。レストランと映画を予約して連れて行ってくれた。映画はイマイチ。食事は美味しい。

でも、一緒に食事しながら、もう会話にも困ってたよね、私たち。

 

彼の気持ちは私には向いていない、と思う。じゃあなんで優しいのかって「完璧な夫」であることで、自分を少しでも有利にしたいとかあるんじゃないだろうか。なんのときにだか知らないけど。

 

あの10月の話し合いのとき、やっぱり彼はもうほぼほぼ心の中で私との結婚生活を終わらせる決意をしていたように思える。それが、どうして手のひらを返したのか。私が浮気を疑っていることと、疑惑の相手をずばり言ったからだ。自分から「私が仕事にかまけている内に年齢を重ねてしまって、結果的に不妊」という私の有責を理由にして離婚をするつもりだったけど、これはひょっとして私がなんらかの証拠を握っているのでは、と思ったからだ(推測だけど)。もしそうなら、完全に彼の有責での離婚になるから、離婚に向かう展開を彼はあの日たたんだんだ。

 

わかっているなら。

わかっているのに。

なぜ私はまだ彼といようとするのかな。

 

このまま、ずっと、子どもができてもできなくても一緒に年をとっていくと思ってた。思うってほど意識しないくらい、それが当たり前だと思ってた。子どもさえ授かれば、またあの頃に戻れるんじゃないかと私は多分期待しているんだ。

 

でも、結論を出さないといけない。

 

離婚して、彼の有責で、不倫の慰謝料を請求したところで、たった300万ぽっちにしかならない。そんなの、彼の収入で生活しながら自分も自分で仕事して、できるだけ彼に寄生したほうがお得じゃないか、とか考えてもしまう。

ずっと、彼の収入がない時期も、彼を責める気持ちなんて本当になかった。いつかがっつり稼いでくれよーとは思っていたけど。親から借りたお金で生活しながら平然とゲームして過ごしている姿はウンザリしたけど。

彼に寄生して生きる気もさらさらなかった。

私は仕事が好きだったし、そうやって自分の力で稼いでいる自分でいたかったし。

生活の中心を、彼に据えた時から、私の中の何かが少しづつおかしい。

 

今の私は、私のことが好きじゃない。

もっと、自由で、強くて、楽しい人でありたい。

 

1人になることは、怖い。

でも、結婚していたって子どもがいたって、子が成人すれば、伴侶が先立てば、一人だよね。孤独を感じる時期はどれくらいの長さになるんだろう。

 

いま、40歳。もうじき41歳。

60までは仕事できる?仕事して、お金がある間はきっと大丈夫だ。友だちもいる。

そこから、何年1人で生きるんだろう。

別にいけるか、とも思えてきた。

 

彼を、解放してあげようか、なんてね。

お金を理由に、財布と割り切った夫婦生活をすればいいやーと開き直ったつもりでいたけれど、昨日の夜、生理がきて、リセットになったときに、この後の不妊治療の話になったときに、やっぱりそれではいけないんじゃないのって気持ちになってしまった。

 

ああいうときに、抱きしめてくれないような人ではなかった。

なかった、よね。