サレ妻日記

不倫されていることに気づいた妻の日記。不妊治療中。

よかったこと

彼と離婚をするかもしれない、となって、弁護士の先生に会いに行った時、すぐにも相手に内容証明を送ろうとする先生に、待ってください、とお願いした。

彼のお父さんの具合が悪いことが頭をよぎったから。


私は、義理の両親と仲良くはない。

と思う。

でも、すごく尊敬している。


彼らを苦しめることはしたくないな、と咄嗟に思って、止めた。

もちろん自分の中で即離婚だ!という結論が出てなかったこともある。



彼との関係がおかしくなって良かった数少ないことが、なぜかお母さんと楽しく話せるようになったことだ。


おかしくなったから、ってわけではないと思う。

お父さんの具合が悪くなって、お母さんもつらくて、そんなタイミングで、私も変わった。そういうことなんだと思う。


私のこと、ダメ嫁と思ってるんだろうなーって萎縮していたけれど、どーーでもよくなった。良い意味で。


そしたらなんだか、お母さんと話せるようになった。


「お父さんは私のことなんて一度も尊敬したことないですよ」

って、お母さんは言っていた。

あーなるほどなーと思った。聞こえていたらしきお父さんは、後で否定することを言っていたけど、お母さんはずっとそう感じていたんだ。


彼はお母さんに本当にひどい態度をとったりひどい発言をしたりする。

お父さんには、決してしない。


そういう家庭で、育ったんだ。



そいうえば、昔、彼のお母さんへの態度をみて、「あれ、これがこの世で1番気を許している人への態度だとしたら、私が将来的にあれをやられるのかな」って思ったことを覚えている。

あの頃は、彼は今みたいに私を見下すようなことを言ったり、あのいやーな尊大な口調で話したりしなかった。